『結婚式・葬式・お祝いの慶弔電報(祝電・弔電)情報館』では、結婚式、お葬式、お祝い事といった慶弔時に必要な、あるいは喜ばれる電報(結婚式では祝電、お葬式では弔電)について情報を発信しています。 電報とは、読んで字のごとく「電信」を利用して「情報」を配達することです。電話が一般に普及するまでは、緊急の時の連絡手段として重宝されていました。 現在のような、電話・Fax・携帯電話・インターネットが普及した世の中では、かつてのような電報の利用価値は無くなりました。 しかし、今は電報には他の大切な役割があります。 現在の電報の主に活躍する場面、それは、「冠婚葬祭」です。 結婚・誕生日・各種記念日などを祝う「慶祝電報」、訃報に接した時の「弔慰電報」です。 電報は、人生の何らかの節目を迎えた相手の方に、あなたの真心を届ける言葉のギフトです。

弔電の文例はあくまで文例

既成の弔電文例は沢山あります。それを使えば便利は便利なのですが、そのままの文ではあまり心のこもったものとは思えないでしょう。
また、文例をそのまま使う方は案外多いもので、ご遺族が同じ電文をいくつも受け取るという事態もあります。これでは、弔電を送った人それぞれのお悔やみの心が伝わりにくいでしょう。

文例はあくまで参考にして、あなたの心がこもった電文を考えましょう。ご遺族のご心痛に配慮し、故人の冥福を心から祈る、そんな文章を考えましょう。

なかなか頭を悩ませてしまうことですが、一つの方法として、よくある文例の短めのものをピックアップして、それにオリジナルの語句または文章を付け足すというものが考えられます。

以下に比較的短めで、加工しやすい文章を三つピックアップしました。大変オーソドックなものです。
この文章に、喪主と故人との関係が分かる言葉(本ブログの別記事を参照して下さいね)や、あなたとの関係や、個人への感謝の思いや、故人をたたえる思いなどを足していくのです。

1)謹んで哀悼の意を表します。
  (ツツシンデアイトウノイヲヒョウシマス)
2)御逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
  (ゴセイキョヲイタミ、ツツシンデオクヤミモウシアゲマス)
3)御逝去を悼み、御冥福をお祈り申し上げます。
  (ゴセイキョヲイタミ、ゴメイフクヲオイノリモウシゲマス)


弔電を打つ際には・・・

どなたかの死の知らせは悲しいものですが、そのお身内の方にとっては更につらく悲しいことでしょう。
また、故人にとって葬儀は人生最後の大きなセレモニーでもあります。

そのような葬儀の場に送るお悔やみの電報にも最新の注意を払ってくれぐれも失礼のないようにしましょう。
お身内の方の心痛を察し、心から故人への冥福を祈る、そんな気持ちが伝わる弔電となるように心がけましょう。勿論、忌み言葉には気をつけて。

まず、弔電の宛先ですが、これは一般に「喪主宛」にします。
差出人はフルネームで。

電文には、故人と喪主との関係が分かるような言葉を使いましょう。
例えば、
「ご尊父様」
「ご母堂様」
「ご令息様」
「ご令嬢様」
などです。

故人が恩師の場合には「先生」でも構いません。あなたが故人を恩師として慕っていたことがしのばれるでしょう。

また、社葬などの場合には、その方の役職名をつけましょう。
例えば、
「専務○○様」
「御社○○重役様」
「○○社長様」
などです。

故人が友人の場合は、名前で呼びかけてもいいですし、「最愛の友」などいう表現もよいでしょう。


弔電とともに、電報為替を利用して香典を送ることも技術的には可能です。しかしながら、あまりに事務的な印象を与えてしまうのも事実。香典は、後日、手紙とともにお送りするほうがよいと思います。


弔電の場合の忌み言葉

葬儀での忌み言葉には、下記のようなものがあります。

いよいよ(イヨイヨ)
浮かばれない(ウカバレナイ)
追って(オッテ)
返す返すも(カエスガエスモ)
重ねて(カサネテ)
重ね重ね(カサネガサネ)
再三(サイサン)
重々(ジュウジュウ)
たびたび(タビタビ)
次々(ツギツギ)
続く(ツヅク)
尚(ナオ)
再び(フタタビ)
ますます(マスマス)
またまた(マタマタ)
迷う(マヨウ)

また、神式やキリスト教式の葬儀の場合
往生(オウジョウ)
供養(クヨウ)
成仏(ジョウブツ)
冥福(メイフク)
といった言葉は使わないので気をつけましょう。

死ぬ(シヌ)
死亡(シボウ)
生存(セイゾン)
生きる(イキル)
などの直接的な表現も使わないようにしましょう。


結婚式・葬儀に電報を送る

どんな時に電報を送るか、という事を考えた時、まず思い浮かぶのは「結婚式」と「葬儀」でしょう。結婚式の場合には「祝電」を送り、葬儀の場合には「弔電」を送ります。

結婚式も葬儀も、その場に駆けつけるのが一番なのは明白ですが、どうしても出席できない時はあるものです。せっかくの結婚式の御招待、または、届いた悲報に、あなたが出席することでこたえられないのは心苦しい事ですが、やむを得ない事情が起こってしまうことも人生のうちにはあるものです。

そんな時には、「失礼ながらあいにく私自身は出席できませんが、せめて気持ちだけでも・・・」という意味を込めて送る電報が役に立ちます。相手の方の人生の節目にあなたの気持ちを込めた電報を送りましょう。

また、そういった時に電報を送るというのは、現代社会において礼儀となっている面も見逃せません。いたしかたなく出席できないと判断した時には、早速電報の手配をしましょう。

「あなたの真心」と「礼儀」を伝えてくれる電報です。