『結婚式・葬式・お祝いの慶弔電報(祝電・弔電)情報館』では、結婚式、お葬式、お祝い事といった慶弔時に必要な、あるいは喜ばれる電報(結婚式では祝電、お葬式では弔電)について情報を発信しています。 電報とは、読んで字のごとく「電信」を利用して「情報」を配達することです。電話が一般に普及するまでは、緊急の時の連絡手段として重宝されていました。 現在のような、電話・Fax・携帯電話・インターネットが普及した世の中では、かつてのような電報の利用価値は無くなりました。 しかし、今は電報には他の大切な役割があります。 現在の電報の主に活躍する場面、それは、「冠婚葬祭」です。 結婚・誕生日・各種記念日などを祝う「慶祝電報」、訃報に接した時の「弔慰電報」です。 電報は、人生の何らかの節目を迎えた相手の方に、あなたの真心を届ける言葉のギフトです。

弔電を打つ際には・・・

どなたかの死の知らせは悲しいものですが、そのお身内の方にとっては更につらく悲しいことでしょう。
また、故人にとって葬儀は人生最後の大きなセレモニーでもあります。

そのような葬儀の場に送るお悔やみの電報にも最新の注意を払ってくれぐれも失礼のないようにしましょう。
お身内の方の心痛を察し、心から故人への冥福を祈る、そんな気持ちが伝わる弔電となるように心がけましょう。勿論、忌み言葉には気をつけて。

まず、弔電の宛先ですが、これは一般に「喪主宛」にします。
差出人はフルネームで。

電文には、故人と喪主との関係が分かるような言葉を使いましょう。
例えば、
「ご尊父様」
「ご母堂様」
「ご令息様」
「ご令嬢様」
などです。

故人が恩師の場合には「先生」でも構いません。あなたが故人を恩師として慕っていたことがしのばれるでしょう。

また、社葬などの場合には、その方の役職名をつけましょう。
例えば、
「専務○○様」
「御社○○重役様」
「○○社長様」
などです。

故人が友人の場合は、名前で呼びかけてもいいですし、「最愛の友」などいう表現もよいでしょう。


弔電とともに、電報為替を利用して香典を送ることも技術的には可能です。しかしながら、あまりに事務的な印象を与えてしまうのも事実。香典は、後日、手紙とともにお送りするほうがよいと思います。


弔電の場合の忌み言葉

葬儀での忌み言葉には、下記のようなものがあります。

いよいよ(イヨイヨ)
浮かばれない(ウカバレナイ)
追って(オッテ)
返す返すも(カエスガエスモ)
重ねて(カサネテ)
重ね重ね(カサネガサネ)
再三(サイサン)
重々(ジュウジュウ)
たびたび(タビタビ)
次々(ツギツギ)
続く(ツヅク)
尚(ナオ)
再び(フタタビ)
ますます(マスマス)
またまた(マタマタ)
迷う(マヨウ)

また、神式やキリスト教式の葬儀の場合
往生(オウジョウ)
供養(クヨウ)
成仏(ジョウブツ)
冥福(メイフク)
といった言葉は使わないので気をつけましょう。

死ぬ(シヌ)
死亡(シボウ)
生存(セイゾン)
生きる(イキル)
などの直接的な表現も使わないようにしましょう。


祝電の場合の忌み言葉

結婚式での忌み言葉には、下記のようなものがあります。

飽きる(アキル)
浅い(アサイ)
褪せる(アセル)
痛ましい(イタマシイ)
薄い(ウスイ)
疎んじる(ウトンジル)
憂い(ウレイ)
衰える(オトロエル)
終わる(オワル)
返す(カエス)
帰る(カエル)
重ねる(カサネル)
嫌う(キラウ)
切る(キル)
切れる(キレル)
苦しい(クルシイ)
壊れる(コワレル)
去る(サル)
死ぬ(シヌ)
退く(シリゾク)
散る(チル)
とんでもない(トンデモナイ)
流れる(ナガレル)
涙(ナミダ)
離れる(ハナレル)
冷える(ヒエル)
再び(フタタビ)
滅びる(ホロビル)
戻る(モドル)
破る(ヤブル)
破れる(ヤブレル)
敗れる(ヤブレル)
病む(ヤム)
別れる(ワカレル)
割る(ワル)
割れる(ワレル)

重ね言葉や繰り返し言葉になる以下のような言葉も忌み言葉です。
重ね重ね(カサネガサネ)
くれぐれ(クレグレ)
たびたび(タビタビ)
皆々様(ミナミナサマ)

また、忌み言葉を使わないまでも、おめでたい席に影を落とすような表現や、不吉な表現などを使わないようにするのは言うまでもありません。
夫婦となったお二人の晴れの日に相応しくない表現は避けること。新郎新婦の門出を祝う内容と表現であることを心がけましょう。


忌み言葉とは

相手の方にあなたの真心を届ける為の電報ですから、マナーを守って先様が嫌な気持ちにならないように気をつけたいものです。

気をつけるべき事に「忌み言葉」があります。忌み言葉とは、その場面に相応しくないようなことを連想させる言葉とでもいいましょうか。その場面で不吉な意味や連想をもつとされる言葉ですが、多くはその根拠はあまりなく語呂合わせなどからきているようです。迷信ともいえるかもしれません。忌み言葉への過剰な反応を指摘する声もあります。
しかし、私達の心の中に忌み言葉を嫌がる気持ちはいまだ根強いのではないかと思います。

相手を思いやる気持ちを伝えるという電報の性格上、相手の方が嫌な気持ちにならないようにするのがマナーでしょう。仮に相手の方がそういった事を気にしない人だとしても、一般的には忌み言葉は使わない方が無難だと思われます。

忌み言葉は、場面場面で違います。結婚をお祝いする時、哀悼の意を表する時などで、それぞれで忌み言葉がありますので気をつけましょう。

忌み言葉のイメージとして3つ覚えておくとよいと思います。
1)重ね言葉や繰り返し言葉。(またまた、たびたび、など)
2)不吉な意味の言葉。(迷う、切る、など)
3)不吉な意味と解釈できる数字。(四(=死)、九(=苦)、など)

各場面における具体的な忌み言葉の一覧を別記事にて参照して下さい。


電報を打つ時の注意

差出人の名前を明確にしましょう。
電報を送る発信人の名前は必ずフルネームにしましょう。姓だけだった場合に、万が一同姓の方がいたら、相手の方々に混乱を招く恐れがあります。
また勤務先や所属先なども入れて、発信人がよりはっきりと分かることが必要な場合もあります。電報を送る相手との関係にもよりますが、仕事の関係の方や、何らかの団体を通じての関係の方の時には、勤務先や所属先を明記した方がいいと思われます。
先方に無用な混乱を招かない為にも、先方との関係性を明確にし、差出人氏名も明確に。

電報を送る先方のお名前・住所等、また、配達日時も間違えないようにくれぐれも注意しましょう。
これを間違えたら大変失礼になるばかりでなく、最悪の場合、電報が届かないこともあるかもしれません。じゅうぶんな確認を。
また、配達の時間は式の開始時間1時間前には届くように手配しましょう。

忌み言葉を使わないようにしましょう。
電報の文はあなたの真心が伝わるような文となることが望ましいですが、オリジナリティーにこだわるあまり忌み言葉をうっかり使ってしまう場合もあります。一般的には忌み言葉は使わないのが無難とされています。
(忌み言葉については別記事を参照のこと)。